他はPS3「キングダム ハーツ -HD 1.5 リミックス-」、PSP「ダンジョントラベラーズ2王立図書館とマモノの封印」。

 敬称略。
 (赤)はレビュアーのお勧め。
 レビューは全文ではありません。


●Part1
 レビュアーは左から梅津爆発、YU、ゲスト、ウォルフ中村。


 PS33/20 プロ野球スピリッツ2013 [ 85 / 90 / 85(アツゴロウ、赤) / 90 ]
 PSV3/20 プロ野球スピリッツ2013
 PSP3/20 プロ野球スピリッツ2013

梅:経営SLGが好きなのでマネジメントモードはかなり楽しめた / 秘書一人に一つのコマンドを指示するシンプルな構成ながら遊び応え十分 / 1時間半程度で1年が終わるのもお手軽 / 優秀な秘書を探したりお気に入りを育てるのも楽しい / 基本は前作と同じグランプリもカード集めが楽しい / 実際のプロ野球試合の結果予想も面白そう

YU:選手を操作する以外の遊び方が多彩で、操作が苦手な人も楽しめる / マネジメントはSLG的、など様々な遊び方がある / どのモードもチュートリアルがしっかりしていて初心者から楽しめる / シリーズを重ねるとマンネリ化しがちだが、クイズやブルペンシステムなど追加要素も多くて○

ア:マネジメントモードは営業と選手の成長という要素が新鮮 / 秘書とのやりとりも意外と楽しく何度もプレイしたくなる / プレイ期間は5年と、もう少し長くして欲しい / 他にもやり応えのあるモードばかりなのでこれ1本でしばらく遊べる / 各モードの改善は見られるも、やる事はそれほど変わらない印象も

ウ:トレーニングは初心者が操作を覚えるのに役立つ / オリジナル選手作成、球団経営、カード集めによるチーム作成など遊び方も多彩 / 試合部分はきちんと作られ、オンライン要素も良い / 育成は能力上げ時に直前の割り振りをキャンセルできるなど配慮もある / モードによってコツを掴むまでに時間がかかる、スタープレーヤーで達成しにくい課題が多い、ぎこちない動きがリアルなだけに目立つという気になる点も


 PSV3/28 聖魔導物語 限定版 [ 75 / 80 / 80(ophion) / 65 ]
 PSV3/28 聖魔導物語 通常版

梅:ダンジョン内で素材を集めて各種効果のあるカレーを作るのが面白い / 24個しか基本持てない中で食材を考えたりも / 不要品をくぅちゃんに食べさせてレベルを上げ、特技を覚えさせる事が出来るのも○ / 足元のアイテムを使用・交換できず説明が読めない、メニュー呼び出しなどレスポンスが今一、未鑑定品が色分けされないなどローグライクゲーム好きとしては 不満が残った

YU:モチーフがあるからか、初対面なのに人間関係がすぐに出来る展開にやや違和感を感じる / くぅちゃん関連のシステムは独特で面白いが、アイテムを食べさせた効果が説明文では分からず最初は困った / BGMはボーカル曲が多く、ボス戦闘はノリが良くていい / 呪われた武器は聖水でしか解除できず、ショップに売っていない事もあるのが困った

op:ローグライクRPGをプレイした事があればすんなりプレイできる / 満腹度が食べ物以外で回復可能、くぅちゃんが元気なら力尽きても装備を回収でき難易度は低め / ランダム要素が豊富というジャンル定番の楽しみも / 物語はギャグ中心で終始緩いテンポ / 本編はフルボイスだが、「はちゃめちゃキャラ劇」がフルボイスでないのは気になった

ウ:スキル習得や合成は楽しい / 武具強化に適したダンジョンもある / くぅちゃんの存在もいい、盾代わりにもなり、特技のサポートもある / 微妙に感じた部分も多く、くぅちゃんに食べさせるのが手間(位置合わせなど)、どこでもカレーはアイデアは良いが素材がかさばる、足踏みがやりにくい、ア イテムを持てない状態で足元と手持ちのアイテムを交換できないなど / クエストなどやりこみ要素は○


 PSP3/28 ダンジョントラベラーズ2王立図書館とマモノの封印 プレミアム大封印BOX [ 80 / 80 / 75(ライターM、赤) / 75 ]
 PSP3/28 ダンジョントラベラーズ2王立図書館とマモノの封印 (通常版)

梅:1キャラへ攻撃が集中するとあっさりやられたり、魔法一撃で瀕死になったり序盤から難易度は高め / ダンジョンから出られれば無料で回復&復活可能で地道に進めれば何とかなる / 自動生成の装備品集めは楽しい / 会話イベントも豊富で回想も完備 / オート戦闘とリピートは今回も無し / カーソル位置は基本コマンドは記憶するがスキルやターゲットは記憶されず残念 / 十字キー下で後退可能になったのは○

YU:独自要素もあるが、かなりオーソドックスなダンジョンRPG / メッセージスキップやバックログなどADV部分のシステムはしっかりしている / ダンジョンもオートマップでどこでもセーブ可能とプレイしやすい / 戦闘速度は最速でもややテンポが悪い / 敵味方とも可愛い女の子が多いが難易度はそこそこあり、甘く見ると全滅する / 戦術よりレベルが重要なバランスという印象

ラ:オリジナル世界観で楽しめる本格DRPG / スキルや転職はほぼ前作と同じ感覚 / モンスター捕獲はただ倒すだけに変更され、誰でも○○なCGが見られるように / ヒロインも魅力的で良い具合にハーレム状態 / コミカルな部分も健在 / 若干テンポが悪いが、やり込むにはお勧めの一本

ウ:後退できるようになり移動が快適に(振り向き設定も可能) / 封印やマップ仕様は改善され、クラスチェンジやレベルリセット機能も良い / 本拠地では倉庫のアイテムも装備可能なので、一度倉庫に送ってから装備を選ぶ事も出来る / 倉庫の容量は多いがソート機能が微妙 / オート戦闘がない、カーソル位置記憶は付いたが今一、協力攻撃のコマンド表示が地味、依頼システムの同時受注数などが微妙などは残念


●Part2
 レビュアーは左からはたーる、とかちや、ゲスト、城イドム。


 PS33/14 キングダム ハーツ -HD 1.5 リミックス- [ 80 / 80 / 95(Z佐藤、赤) / 80 ]

は:画質は向上しているが一昔前という印象 / FMはバランスがややシビア / 操作性がやや微妙 / 謎解きのヒントは少なくミニマップがなく、扉も判別しづらい / Re:CoMは位置取りの他覚える事が多く慣れるまでが大変 / ディズニー世界を上手く再現しているのは◎

と:お得なセット / グラフィックは綺麗 / FMは重く感じるアクションで連打でも何とかなる / Re:CoMはカードで攻撃が決まるという仕様が面白い反面思った通りに攻撃できないもどかしさも / アクションはやや物足りないが物語性は非常に高く、ストーリーに興味があれば買って損はない

Z : 美しい映像はそれだけで力がある / OPを見た瞬間感激で涙が出そうになった / HD化による映像のクオリティアップは大成功 / アクション部分は10年以上前の作品という事もあり、やや重く感じるかも / 操作は細かく手が加えられ、遊びやすくなっている / トロフィー対応などやりこみ要素も豊富になっているのが魅力

城:シリーズ初期のお話を楽しめる作品としては値段以上の価値あり / 358/2Daysはムービーのみだが、見応え十分で不満は残らない / FMとRe:CoMは高品質な名作だけに普通に楽しめた / 今遊ぶと目的地の説明が不足気味などの不親切さはあるがあまり気にならない


 PSV3/28 朧村正 [ 85(赤) / 95(赤) / 90(葉月、赤) / 65 ]

は:グラフィックや雰囲気、音楽は和風に統一され良い / ゲームはレトロな横スクロールACTなので、懐かしいと感じるか古くさいと感じるかで評価が分かれる / マップが長く使い回しが目立つのはお約束か / 操作は入力に対して機敏に反応してくれて良い感じ / 攻撃と防御が同じボタンなので連打で乗り切れる事も多い / 主人公で展開やボスが変わるのは良い / 絵巻物や妖怪の魅力が詰まった逸品

と:描き込まれたグラフィックの美しさは今見ても感動 / アクションはほぼ□ボタンとアナログのみのシンプルさだが軽快で爽快感がある / コンフィグでキーアサインが可能なのも○ / アクションパターンはさほど増えないが、敵の行動や特徴を見極めて戦う必要があり飽きにくい / 読み込みを全く感じないのも素晴らしい / 街から街への移動が徒歩なのが煩わしい他は言う事なし

葉:攻撃と受け流しが同じボタンで、簡単操作で楽しめる / 一番簡単な難易度なら初心者も安心 / ボスは攻撃パターンを考えて動かないと刀を折られるレベル / 雑魚は楽に対処できるので、後半は移動が単調 / グラフィックは非常に美しく、背景やキャラの描き込みは見事 / 音楽も世界観に合っていてかっこいい / 食事シーンのこだわりが凄い

城:公称ジャンルはARPGだが成長要素のある横スクロールACTという趣 / グラフィックの質は普通だが描写センスは悪くなく、世界観は味わい深い仕上がり / 音楽も◎ / 登場人物の性格や物語の表現がサラッとしすぎてあまり感情移入出来ない / システムはそつなくまとまっているが、本作ならではのインパクトに欠ける / 価格は良心的 / 同じ雑魚敵との戦闘が繰り返され全体的に物足りない



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~聖魔導物語~(限定版)
・PSV 3/28 ~聖魔導物語~(限定版)


電撃PlayStation (プレイステーション) 2013年 4/11号 [雑誌]
・電撃PlayStation (プレイステーション) 2013年 4/11号 [雑誌]