―インタビュー
 攻略記事の最終回で行われている田畑ディレクターへのインタビューより一部を。

・FF零式のメンバーズに寄せられた意見はかなり好評だった。厳しい意見もあるが、方向性そのものを否定する物ではない

・新規シリーズの第1弾としては十分だが、もっと売れ行きが伸びて欲しい

・ナツビはシステムが古い事が気になっていたので、製品版と同じ物を遊んで貰おうとゼロシキを用意した


・モバイル向けが予定されていた当時は最終的なボリュームが決まる所まで開発が進んでいなかった
・PSPで出す事を決めた後にCCFF7で基本的な技術検証をし、ベースが出来た所で簿リューもが多すぎかもという検討をした

・要素を削らず規格外の物にしたいと考え、UMD2枚組も当初から北瀬プロデューサーと話していた

・FFアギト13の頃は次の段階に進む為の作品と考えていた、CCFF7のスタッフが中心で、コマンドRPGから3Dアクションベースにシフトしていた
・チームが一体となる開発を目指していて、T3Bのスタッフが合流できたのも良かった

・このチームはもっと凄いゲームが作れると思う
・コマンドゲーから、地形が影響するアクションベースのゲームを開発するには体質を変える必要があった
・CCFF7、T3B、FF零式と経てきて、これまでの手法から脱却できたのは非常に大きな意味があり、次に繋がる財産になる


・6章の作戦は、戦場でアクションするFFというコンセプトで作ったFF零式を象徴するミッション
・本編はメリハリのある内容、実戦演習はゲーム性や攻略性を重視している
・ラストダンジョンは一番FFシリーズらしさを意識して作ったが、スタイルが違うのでびっくりした人もいるかも

・独自の魔法は、アクションが苦手な人をフォローできる物をイメージして作った

・スケルは中秋Coアートディレクターがアイデアを持ってきたが、インパクトからokと採用した

・カズサとエミナはイベントを見る為頑張りたいと思ってもらえるように作ったので、話題になってくれたら本望


・単体でキャラ人気が高いのはクラサメ。朱雀四天王を描いたサブシナリオがあるので、何らかの形で出したい

・マキナのその後が描かれるなら、僕ではなく開発スタッフの誰かがやると良いと思う

・未収録のシナリオではシークレットムービーのもし…のエピソードを掘り下げた物がある

・シークレットムービーは、アイデアを幾つか考えている中で野村氏からこういう0組も良いのではとアイデアを貰って作った物
・当初はシークレットエンディングにしようかと思ったがエンディングに見えない

・FF零式から展開させる案の中には、シークレットムービーの世界を題材にしたAVGがある
音声入力でエースやクラサメと会話しながら進めるというイメージで、あくまで案の一つ
・色々な展開が出来るとは思っている


・今後は歴史物を作りたい
・FF零式で少しチャレンジしたドキュメンタリーという方向性を進めて洗練させたい
・昔からドキュメンタリーや歴史物が好きで、ある放送局に入って番組を作りたいと思っていた

・FF零式続編という案や要望はあるし、T3Bの続編も頭の中にはある
・会社の方針もあり、FF零式の流れを汲んだ別の作品を開発する可能性が高いと思う

・新作でやりたいと考えている事だけはある
・別の作品ならファブラノヴァクリスタリスFFではないので世界観を一新でき、自由で嬉しい
・しばらく携帯機向けで開発を続けてきたので、今度は据え置き機でやりたい、次世代機とか

・新作はまだ何も決まっていないが、商標を取っている名前があるので式シリーズになるかも

・まだ何もしていないのでFF零式を楽しんでいて欲しい

・T3B続編の企画は結構詰めてあるが、FF零式から始まるシリーズが優先されそう

・今後に期待して欲しい、難関があっても粘り強く進んでみて、遊んでいない人は体験版に触れてみて欲しい、とのコメントで終


―プレゼント

・野村氏、直良氏、仲秋氏サイン入りTGS2011パンフレットを3名
・石元氏サイン入りサントラ初回限定版を5名
・田畑氏サイン入りFF零式ポスターを1名
 にプレゼント。12/15消印有効。


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