―プレビュー

・JUDGE13のプレビューなので省略、モンスターは装飾品でカスタマイズ可能など
・要素が多いので攻略記事の担当はしたくない、人の作った攻略記事を読んで楽しみたいとも


―インタビュー
 鳥山求ディレクター、松井優介バトルディレクターへのインタビューより。

鳥・バトルの基本に変化は無く、好評だったコマンドを複数入力出来るATBとパラダイムに名前が変わったオプティマの全体的な流れは変わっていない。より戦略性の幅を持たせ、パラダイム切り替えのテンポを速くするなど良さを更に引き出すコンセプトにしている

鳥・パラダイム切り替えも一瞬で出来るようになり、雑魚戦はスピード重視でさくさく進むが、ボス戦はパラダイムを積極的に切り替えないと勝てないようになっている。ボス戦難易度は前作を超えているかもしれないが、イージーモードがあるので途中で切り替える手も用意している

鳥・エリアを自由に移動出来るので、ボスに勝てない場合は別のストーリーを進める事も出来る

松・細かい部分はかなり変わっている。例えば乱数の使用を減らしている。状態異常にかかる判定は乱数による確率だったが、今回はかける毎に蓄積する値を元に判定している。ボス戦はほぼ全部新しくなっていて、ボス毎の専用カメラ制御で迫力のある構図になるような事もしている

鳥・前作はキャラの動きが少なかったので、今回はディフェンダーなら前に出てガードするなど陣形っぽく見えるようになっている。パラダイムのクロスとワイド(一点集中と分散攻撃)でもAIの動作が変わり、よりプレイヤーの思い通りの戦い方に

鳥・ロール特性を活かすならノーマルが一番だが、バトル好きならクロス、ビジュアル重視なら範囲魔法が出やすいワイドというのもあり

鳥・パラダイム数は一緒だが、パラダイムセーブで組み合わせを保存しておけ、簡単に切り替えられる



鳥・ エンカウントのモグクロックは、その時点でどこにモンスターが出るか予想出来ないのでそのまま逃げるか倒すかをリアルタイムに考えてほしい。素早い敵で避 けられない状況もあるが、そういうシチュエーションも楽しんで欲しい。そういう意味でもフィールドとの一体感は増している

鳥・モンスターは起伏があってもジャンプして追いかけてくるので、闇雲に逃げたりはしない方が良い。基本は先に攻撃した方が有利なので、出現した敵を攻撃しに行くのが正しい攻略法ではある

鳥・先制攻撃は自分から敵に向かっていって欲しいからというのがあり。前作ではヘイストが強すぎたので、今回はアビリティでなく先制攻撃時に一定時間ヘイストがかかる

鳥・逃げやすい敵、逃げにくい敵というのはいるが、出現自体がシークレットの物凄く強い敵も後半にはいる。レアモンスターの更に強力な物で、出現の演出から違うのですぐ分かる



鳥・モンスターを仲間にするのは、戦略性の幅を広げる為

鳥・数から言うと仲間を追加した方が楽だったかもしれないが、プレイヤーに色々な選択を楽しんで欲しい

鳥・同じモンスターでも成長値が違い、早熟や大器晩成タイプなどが分かれている。また、モンスターによってロールが同じでもアビリティが違う

鳥・モンスターのアクセサリーについては、世界観を崩しても良い前提で面白いデコレーションを入れている。愛着を持って貰う為

松・バランスのチェックは大変だったが、モンスター以外の2人が戦闘不能になるとゲームオーバーなのでモンスターの方が能力の幅を大きく取れた
鳥・他のモンスターからのアビリティ継承も出来、凄く強くなる

鳥・究極のモンスター作りには今トライしているが、攻略本を作るのはかなり大変だと思う。テストプレイしていて攻略本が欲しいと思ったのは初めて
松・究極のモンスターややり込みの頂点がどうなるかは開発としても楽しみ



鳥・バトルのバランス調整は大変だった。どの状態でプレイヤーがそのエリアに行くか分からないので、バランスをどこでとるかは最後の方まで調整していた

松・雑魚は気持ちよく倒せ、レアな強敵には戦略を練らないと苦戦するバランスに調整した

松・バランス調整用プログラムを作り、テストプレイのログからどうボスを倒したかの細かいデータを取れるようにした。究極的にはボスだけを倒して行ってもクリア出来るかもしれないバランスになっていると思う
鳥・逆にとにかく育てて倒せるようになるのも良いという考え方で、上限を設定せずとにかく鍛える方法も取れるようにしている

鳥・ブラッドダメージは、前作だとヒーラーがいれば時間をかければ勝てるというのがあったので、そこを直したかった。ブラッドダメージの回復アイテムもあるし、それでも駄目ならイージーモードもある
松・味方にブラッドダメージを与えられるモンスターを入れて回復するタイプの敵に対するというやり方もあり

松・QTEのシネマティックアクションは失敗しても良い。成功するとメリットはあるが、失敗を見るのも一つの楽しみになるのでは

鳥・召喚獣は、今回キャラクターがルシではないので召喚獣という形では出てこない

松・バトルは色々な楽しみ方が出来るようになったと思うので、あらゆる探求を楽しんで欲しい
鳥・モンスターの必殺技が違ったりとプレイヤーが選択出来る要素が多くなっている


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ファイナルファンタジーXIII-2
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電撃PlayStation (プレイステーション) 2011年 11/24号 [雑誌]
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