敬称略。
 プレイ時間はメーカーの自己申告。
 レビューは全文ではありません。

●携帯ゲーム機チーム
 レビュアーは左(上)からレオナ海老原、ウワーマン、本間ウララ、ローリング内沢。



PSP「デッドエンド Orchestal Manoeuvres in the Dead End」 : 7 / 7 / 7 / 7
 クリアまで4時間、やり込み要素を含めると60時間。

・基本は小説を読む形だが、好きな章を読めるのが面白い。ダイス振り直しなどずるが出来るのも良い。パラグラフ履歴は嬉しいが、番号だけでどの場面か分かりにくいのが惜しい(レ)
・どこからでも読めるのがユニーク。ゲームブック然としたシステムが結構新鮮。物語も興味深い。履歴は便利だがサムネイルやしおり機能があると尚良かった(ウ)
・やや取っ付きにくいが、ゲームブックをデジタルで遊べるのは有り難い。選択肢を間違えてもすぐ戻れたり、別の筋道を確認できるのはグッと来る。物語は人を選ぶが先が気になる展開(本)
・ゲームブックの感覚をそのままに映像と音も加わってコンピューターゲームならではの作品に仕上がっている。謎解きもしっかりしている。サイコロや選択肢を選び直せるモードもあり、読み物としても◎、作りは丁寧(ロ)



PSP「英雄伝説 碧の軌跡」 : 8 / 8 / 8 / 8
 クリアまで80時間、やり込み含め150時間以上。

・前作の続き物で基本は変わらないが、あらすじなどがいつでも確認でき初心者なども安心。新システムのバーストは節目でしか使えないが、一方的に攻める事が出来てかなり気持ちいい。ロードは短く快適(レ)
・必殺技が充実していて戦闘が楽しい。期間限定だがバーストが使えると爽快さもアップ。グラフィックは細かく作り込まれ、拘りが感じられて○。物語のボリュームも圧倒的。インストール無しで快適に遊べるのは良い(ウ)
・前作クリアが前提で敷居は少し高いが、人気キャラ集結などファンサービスが厚い。キャラがある程度強い状態から始まるので戦闘が比較的さくさく進みストーリーもたっぷり味わえる。やり込み要素も充実(本)
・手触りが非常に良く、操作が気持ちいい作り。プレイヤーの誘導やUI、画面デザインも秀逸でテンポ良く迷わず遊べるのはゲーム初心者にも◎。情報量が多いので慣れるまでは多少煩雑に感じる事もあるかも(ロ)



PSP「ヱヴァンゲリヲン新劇場版-サウンドインパクト-」 : 8 / 7 / 8 / 9
 クリアまで5時間、やり込み要素を含めると10時間以上。

・音ゲーとしてはそれほど革新的ではないが、譜面に物語性を感じさせる作りは原作物として斬新かつ異端。音と台詞でヱヴァを回想できるのは凄い。背景が派手な場面で譜面が見にくい。パーフェクト狙いは熱い(レ)
・多彩なアプローチでリズムゲームが体験出来るのが変わっていて面白い。アレンジ楽曲は聴き応えたっぷり。映像と相まってテンションが上がる。光の演出で譜面が見にくくなるのは残念。もっと難しい難易度も欲しかった(ウ)
・斬新な演出がクール。複数の遊び方で飽きさせない作り。音ゲーの進化形態とも言える。リミックス曲も良い。オートプレイや鑑賞モードがあれば良かった(本)
・制作者の拘りが感じられる。一般的な音ゲーとは異なる独特のセンスがあり、そこに魅力を感じればはまるはず。音と映像のリンクが心地良い。曲ジャンルも歌からアンビエントまで幅広く、アレンジも秀逸。音楽好きなら◎(ロ)



PSP「たんていぶ THE DETECTIVE CLUB -暗号と密室と怪人と-」 : 7 / 6 / 6 / 5
 クリアまで6時間、やり込み含め12時間。

・ボリュームは少ないがお手頃価格は嬉しい。新キャラ登場他、暗号解読ギミックも増えストーリーや推理に深みが増している。続き物なので前作をやっていないと辛いか。会話のテンポは良く引き込まれる(レ)
・新キャラ登場で会話をやり取りする面白さがアップ。テンポ良くさくさく読み進められる。おまけエピソードもなかなかのボリューム。本編も学園を飛び出して色々な展開を見せて欲しかった(ウ)
・キャラの個性が際立っていて魅力的。事件も殺伐としすぎていないのが良い。トリック解明は推理と言うよりパズルでやや物足りない。読み込みがもたつくのが気になる。もう一話入っていると嬉しい(本)
・前作を遊んでいなくても楽しめるが、知らずにプレイすると4章から始まるのわ違和感あり。証拠品集めモードは背景に描かれておらず総当たりになるのが手間。コストパフォーマンスは◎だが(ロ)



@これを買え
・「ヱヴァ」原作物のありがたさを考えさせられる。ややボリューム不足だが満足感は高い(レ)
・「英雄伝説 碧の軌跡」シリーズを遊んできた人に強くお勧め。これまでのストーリー解説もあり、初体験でも大丈夫か。ゲームブック世代は「デッドエンド」あとはお好みで(ウ)
・「ヱヴァンゲリヲン」はインパクトのある作品だった。使徒が曲に合わせてリズムを取っていたり。ファンの為の一品(本)
・ボリュームが少ないが「サウンドインパクト」は劇場版を見た人は勿論、見ていなくても音楽好きなら。前作にはまっていたなら「英雄伝説 碧の軌跡」も(ロ)

●据え置きゲーム機チーム
 レビュアーは左(上)からバカタール加藤、乱舞吉田、戦闘員まるこ、ジゴロ☆芦田。



360「ギアーズ オブ ウォー 3」 : 10 / 10 / 9 / 10
 ストーリーモードクリアまで15-20時間、オンラインモードは∞。

・360最高レベルのグラフィックと世界に瞬時に没入できる気持ちよさ。最上級のSFアクション。マルチプレイも充実。死角無し(バ)
・美麗なグラフィックと快適な操作性で最高の没入感が得られる。BEASTモードはキャラで能力や攻撃方法が異なるのがユニーク。ストーリーマルチが四人で出来るのも○(乱)
・ストーリーモードはドラマティックな展開でボリュームがある。マルチではCo-opが充実、勢力で異なる遊びが出来、仲間と試行錯誤してプレイするとかなり楽しい(戦)
・迫力有る演出などで世界観に浸れる。緊張感が続く展開も良い。処刑アクションは爽快。BEASTモードは個性が強く戦略性が高い。わいわい遊べそうな手軽さもある。HORDEモードもあってやり応えは抜群(ジ)



PS3「真・三國無双6 猛将伝」 : 9 / 9 / 8 / 8
 レジェンドモードクリアまで20時間、やり込みを含めると100時間以上。

・追加要素が良い。新モードのレジェンドモードでは居城を発展させたり秘蔵武器の入手と盛りだくさん。武将と武器の組み合わせで自由度の高いプレイが出来て良い感じ(バ)
・追加要素が沢山あり、単体でも遊び甲斐がある。レジェンドモードは過去作の舞台がリメイクされ登場するのが嬉しい。居城がもっとこまめに発展すると良かった(乱)
・武器やアクションの追加でより多彩な攻撃が可能に。オンライン協力プレイがすんなり出来、秘蔵武器収集で役立ちそう。育成のやり込みなども充実し、黙々とプレイする魅力がある(戦)
・多数の武将を育てるのはやり込み甲斐がある。居城が繁栄するのも楽しみに。やり込みはシンプルだが、その分真っ直ぐプレイ出来そう。過去作のシナリオをリメイクして収録しているのはファンに嬉しい(ジ)



PS3「MLBボブルヘッド」 : 8 / 7 / 7 / 8
 1試合20分、アドベンチャーモードの人形コンプリートに15時間、ベースボールボードモードクリアまで10時間。

・人形を集めて遊べる。基本はパワプロなのでちゃんと遊べる。野球盤もゲーム的要素が盛り込まれて楽しい。ユニークな分慣れると飽きが早い(バ)
・操作がパワプロシリーズと同じで、馴染みがあれば遊びやすい。ミニゲームはもっと種類が多いと良かった。ベースボールボードは特殊効果のカードで戦略性と運が入り混じった野球が楽しめ◎(乱)
・パワプロチームが開発だけに操作は馴染みがある。アドベンチャーモードはミニゲームで選手集めをするのは面白い。初心者向け操作があると良かった。意外と顔がリアルな人形に興味があれば(戦)
・人形はさくさく入手出来、コレクションを集めてチームを編成する楽しみが味わいやすい。野球盤モードはカードの効果が大きいのが面白い。パワプロシステムで本格野球ゲームが遊べ、コストパフォーマンスも高い(ジ)



@これを買え

・Eさんの足が攣って代わりに運転して帰った。今週は「ギアーズ」。「猛将伝」遊び甲斐あり。「ボブルヘッド」も癒し効果が(バ)
・一押しは「ギアーズオブウォー3」。「真・三國無双6 猛将伝」は無双ファンなら買って損無し(乱)
・「ギアーズオブウォー3」はファンならもう買ってプレイしているのでは。「真・三國無双6 猛将伝」もお勧め(戦)
・360ユーザーなら「ギアーズ」はチェック。「猛将伝」と「ボブルヘッド」はお買い得なのが嬉しい(ジ)


●まとめに戻る

英雄伝説 碧の軌跡(通常版) 特典 英雄伝説 碧の軌跡 サントラミニ「キーア&アリアンロードVer.」付き
・PSP 9/29 英雄伝説 碧の軌跡(通常版) 特典 英雄伝説 碧の軌跡 サントラミニ「キーア&アリアンロードVer.」付き