―概要等

・2011年末発売予定、価格未定
・ローカルプレイ対応
・プロデューサー:辻本良三・竹下博信、ディレクター:藤岡要

・TGS2011に試遊版を出展

・メインモンスター「砕竜 ブラキディオス」二足歩行で青い恐竜っぽいシルエットのモンスター。両手と角が緑色で、緑が赤くなると爆発する爆破攻撃を行う
 TGSの試遊版ではメインモンスターの狩猟クエストも。

・舞台となるのは森と海に囲まれた「モガの村」と、新エリアの港町「タンジアの港」

・武器は片手剣・双剣・大剣・太刀・ハンマー・狩猟笛・ランス・ガンランス・スラッシュアックス・ライトボウガン・弓・ヘビィボウガンの12種類

・フィールドは孤島・凍土・火山・砂原・水没林・渓流が紹介されている
・モンスターはガノトトス・ドスジャギィ・ドスバギィ・ボルボロス・クルペッコ・チャナガブル・ロアルドロス・ギギネブラ・ベリオロス・ウラガンキン・ラギアクルス・リオレイア亜種・ナバルデウス・アグナコトル・リオレウス亜種が紹介されている

・グラフィックは大体MHP3と同程度の印象
追記:試遊版紹介にHUDがありますが、これはMH3と似た物になっています(上画面)


―3DS拡張スライドパッド

・発売日未定、価格未定

・3DSに右スライドパッドとR1・R2、L2を追加する周辺機器

・本体は3DSを取り囲むように取り付け、背面側から押さえつける?
追記:三脚穴などがある訳ではないので、下部の稼働しそうな部分と共に固定する構造になっていそうです。
追記2:ネジっぽい物は周囲に切り欠きがあるのでストッパーの類かと思いましたが、電池蓋とその開閉用のネジとかかもしれません。この辺はもうちょっと発表されないと何とも言えないかも。固定方法は割と謎ですね。
・右側が大きく張り出していて、ABXYキーの真横にスライドパッドが来る位置に
・左右はグリップ状になっており、右後方にはR1とR2が、左後方はL1は3DS本体側のキーを利用する格好で、L2がある

 フラゲGKさんによる図だとこんな感じ。
17349_3DSexpandfraGK

・前面側はイヤホン端子部が開いている
・背面側は電源端子部が開いている一方、カードスロットは塞がっているように見えるので、ゲーム交換時は取り外しの要ありか

・ゲームカード部で通信するかというとそういう部分は見えず、電源端子も塞がないのでどこで本体とやりとりするのかは謎
・CEマークのシールがあり色々書いてあるので、拡張スライドパッドが電池内蔵で、無線で通信という可能性もあるかも
・3DSの赤外線通信ポートに対応した位置に窓があるかも、ここで操作をやり取りする可能性あり?電源は、電源コネクタも見えず不明だがCEマークなどからすると充電池内蔵か

・後方が盛り上がっているので、床に置くと手前に傾斜した状態になる
・重心が手前に来るので操作しやすいと辻本プロデューサーだが…



―TGS2011試遊版

・上級者向けの「ブラキディオス討伐!」
・中~上級者向け「ガノトトス討伐!」
・初級者向け(未公開)
 の三種類のクエストが試遊可能になる予定との事。

・タッチスクリーンでの操作「ターゲットカメラ機能」ON状態だと、Lボタンを押すと大型モンスターがいる方向にカメラが向く

追記:試遊版の部分に下画面表示もありましたが、右上に十字キーマークが大きく、右下にその半分ぐらいの高さで「ターゲットマーク」があり、これでターゲットカメラ機能のオンオフ切り替える事が可能、その他左上にはマップ、左下にはアイテムポーチアイコンが。下画面上部には左2/3程度に「ハンターサーチ」と、右1/3に何かのアイコンもあり


―開発状況
 80%。たっぷりな情報をどんどんお届けとパブリシティの萩原氏。

―インタビュー
 辻本・藤岡両氏へのインタビューより。

藤・3の時よりも携帯機を意識したコンセプトになっている。またGということでやれるだけやろうという意気込みも
辻・MH3を携帯機で再現したかったのもあり。MH3の世界を変化させたり手を加えてGのボリュームで提供したい

辻・プリレンダムービーも3Dを意識した。見応えのある物になっている
藤・沢山の人に立体視を体験してもらいたい

藤・基本的に全て3D表示に対応しているが、3Dのみに頼った設計にはしていない
辻・3Dはあくまで+α
藤・新たに制作した港のエリアは立体視を意識した作りになっているので、ちょっと歩くと立体視が体感できる。制作は面白かったが苦労も意外と多かった
辻・今までも苦労したが、それが苦労の内に入らないと思うぐらいすごい苦労をした
藤・凄く大変だったので最初は3Dで見てくれたら嬉しい。3Dの空間をちょっと体験して貰えたらと


藤・今回のメインモンスター「ブラキディオス」は獣竜種でやってみた
 ・この種は突進する物が多く前脚をあまり使っていなかったので、前脚を使うネタをふんだんに盛り込んだ
 ・前脚と角の緑色の物体は粘菌で、ブラキディオスの体液を媒介に活性化する。殴る動作をした際にそれが地面に付き、活性化すると爆発
 ・ブラキディオスの行動はシンプルだが、これを周囲に付けて回るので立ち回りを気にする必要がある
 ・粘菌は使えば使う程減り、付着しなくなる事もある

藤・ランスで討伐してみたが苦労する。ガードは出来るが、足下に粘菌があって爆発に巻き込まれる。モンスターに密着するタイプの武器は苦戦しがちかも
辻・凶暴というかワイルドなイメージ
藤・青と黒のカラーは、強そうで格好良く見えるかなという事に。アクセントとして緑を加えた

辻・水中要素はある。TGS2011試遊版だとガノトトス狩猟でエリアが存在
藤・ガノトトスは水中だと印象が変わると思う

藤・水中の操作は基本MH3と一緒だが変わっている部分もある。感覚は同じように遊べるよう作っている

藤・MH3の拠点はモガの村だったが、そこに集会場を作るのも違うと思い、それに特化したエリアとして港を新たに作った
 ・従来着替えは自宅でやってもらう手順だったが、今回は港でオンラインのまま着替えが出来るようになっている
 ・その他、ネットを介する物は全て港で出来るよう集約している
辻・港が集会場と捉えて貰うとわかりやすい。マッチングは誰かが港を作って人が入る感じに。村から港に行く時に港一覧が出る仕組みになっている
藤・港には基本的な施設はほぼあるが、色々手を加えている

藤・新キャラクター「カヤンバ」はチャチャのライバル。同じ奇面族で、ナバルデウス撃退後のストーリーに絡んでくる
 ・チャチャと共にクエストに連れて行け、お面を付け替えると能力が変化する
辻・二人連れて行けるのはMHP3みたいな物だが、話しかけてくる事もある
藤・カヤンバの語尾はンバ。掛け合いもあって可愛い。ストーリーで馴れ初めも分かる

藤・武器のアクションは水中でも一通りある。ボウガンはライトとヘビィのカテゴリにしてスリム化したが、G級からの新要素もある

藤・下画面に機能パネルを表示してタッチで活用する操作方法に。何種類かから選べる
辻・ターゲットカメラをオンにしてターゲットモンスターがいるエリアに行くと、カメラリセットでカメラがモンスターを向くようになる
藤・視界に収めながら狩猟できるようにサポートしてあげたいということで追加した
辻・スライドパッドと各ボタンでもいつもの感覚で遊べるように設計している

(拡張スライドパッドについて)ホールド感が良いし重心が手前に来るので操作しやすいと辻本氏。

 また、はみ出しコメントでは「凄い量が押し込まれようとしている、その要素の一つがTGSで見られるので会場に足を運んで欲しい」と藤岡氏、「藤岡氏のいい色が出た作品になっている」と辻本氏。


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