敬称略。
 レビューは全文ではありません。

●その1
 レビュアーは左(上)から梅津爆発、YU、ゲスト1号、ウォルフ中村。



PSP「ブラック★ロックシューター THE GAME」 : 85(赤) / 80 / 80(ヨミ派のL) / 65

・ シナリオはなかなか魅力、アクション性の高いバトルはハイテンポで楽しい。ボス戦も緊張感がある。回避タイミングはシビアだが成功すると気持ちいい。移動 停止時に迷いやすい、ミニマップに方角表示が無く迷うのが気になった。個人的には気にならないが少しボリューム控えめ(梅)
・RPGだが戦闘は ACT寄り。攻撃パターンを見て隙を突いて攻撃という感じ。防御してもダメージは受けるのでアイテムをどんどん使う必要あり。物語はアニメと違うので見て いなくても問題なし。人類とBRS、エイリアンの絵柄がマッチせず違和感あり。迷わなかったが視点固定マップでキャラの位置が分かりにくい(YU)
・ 戦闘で連続して攻撃/回避を続けると行動不能になり奥深い。回避が上手いとノーダメージで敵が倒せる、スキルを使い分けられるのも良い感じ。レコードが多 数有りやり込み要素豊富。常に行動ヒントが出る、ほぼ一本道というのはRPGらしさを期待する人には不向きか。個人的には楽しめた(ヨミ派のL)
・ ミッションが短めで遊びやすい、クリアしたステージに新ミッションも出る、スキルを駆使する戦闘も良い。カメラ視点に難あり。五個ずつしか持てないアイテ ム、分かりづらい目的地方向表示、使いにくいマップ、バイクステージのシビアさ等が残念。宝箱を開けられる範囲も移動速度に合わせて欲しかった。やり込み と能力アップを兼ねたレコードは○(ウ)



PSP「コープスパーティー Book of Shadows」 : 80 / 80 / 75(るーぱ) / 60

・ 前作で残念だったキャラの活躍や過去が語られる。前作がシナリオに絡んでいるのでおさらいしておくと更に楽しめる。日常シーンが多めになり、人間関係や考 えが理解しやすいのは嬉しい。システムはスキップやバックログ追加で遊びやすく。暗くてスクロールする画面で目標を探すのは辛いが、演出だと考えれば悪く ない。フィールド探索要素が無くなったのは残念。3D音声演出が怖い(梅)
・怖いのが苦手なので一人プレイは無理というぐらい怖い。立体音響は良いが、通常時より音量が低く聴き取りにくい事も。本作からプレイしても理解は出来るが、前作をプレイした方が感情移入しやすい。スキップ機能で前作より親切に。グロ表現が多いので苦手な人は注意(YU)
・ 探索型AVGになり、バックログやスキップも可能に。セーブ&ロードも自由に出来、ストレス無くプレイできる。新要素は普通にプレイして黒化する事が無 かったので一ひねり欲しい。ファンディスク的内容だが、本筋が前作とあまり変わらないのが残念。立体音声はヘッドホンをしてプレイすると恐怖が一層味わえ る(るーぱ)
・前作を思い出し、更に精神的ダメージを受けるシナリオにはへこまされた。文章早送り機能などは一通り揃っているが、文章を一画面分 表示させないとバックログが呼び出せないなどは気になる。探索モードは遊びやすくなったが、アイテムを見付けにくい、調べた後カーソルが中央に戻るのは不 便。いつでもセーブは便利。カーソル初期位置などデータ管理は微妙(ウ)



PSP「グランナイツヒストリー」 : 80 / 90(赤) / 80(TDB、赤) / 80

・ 育成モードで騎士を育て、戦争モードでレアアイテムを入手して更に強い騎士を育成する繰り返しが楽しい。パーティのAPを管理するバトルシステムは戦略性 が高く遊びごたえがある。AIに任せて自動進軍、一フェイズの30分だけ本気プレイなど少ない時間でもオンラインプレイが楽しめる戦争モードも○。国の個 性が薄い、クエスト内容が変化に乏しいなど地味な部分も目立ったが、その分育成とバトルに集中できる(梅)
・騎士は三すくみになっていて編成や戦 い方を考えるのが楽しい。アイテムや陣形次第で苦手な相手とも対等に戦えるバランスは良い。キャラメイク項目は多いが、項目毎の種類は少なめ。声優が有名 なのにあまり喋らないのも残念。グラフィックは綺麗で世界観にあった音楽もばっちり。セーブデータが複数作れたらもっと良かった(YU)
・自分だ けの騎士団を作る楽しさに魅せられた。オフで育てた騎士団をオンに出撃させるシステムが秀逸。オンに一度出撃させるとオフでの育成が出来なくなる等のデメ リットはあるが、それが許容できれば育成がヤバイぐらい楽しい。物語やグラフィック、戦闘システムの完成度も高く買って損はない。全て楽しむにはオンライ ン接続が前提になる。オンラインがあって育成が好きな人には+10点で(TDB)
・探索のコスト制限は絶妙で、熟練度を消費してのスキル習得や陣 形の特殊効果も良い。育成モードは単調さも感じるが育成は楽しい。条件を満たせば好きな時に叙任できるのも良い。フィールドを見渡すのが面倒、戦闘を高速 表示するには都度ボタン入力が必要だったりするが。戦争モードも面白い。負けても経験値を得られるので気軽に参加出来る。実績を積まないとアイテムも買え ないのは微妙だが(ウ)


●その2
 レビュアーは左(上)からはたーる、とかちや、ゲスト2号、城イドム。



PS3「戦国無双3 Empires」 : 90(赤) / 75 / 95(千歳、赤) / 80

・ 箱庭内政がとにかく楽しい。マイ城下町という感じで内政だけ延々やりたいぐらい。合戦のワラワラ感は3Zぐらいで爽快感は今一。合戦毎にLV1からにな り、新武将を気軽に使えるのは良い配慮。知名度の高い一般武将に邂逅台詞が用意されたのも◎。味方武将への個別指示が出来なくなったのは残念すぎ。会話イ ベントは前作と同じでニヤニヤ出来る物多数。歴史に詳しい人、箱庭内政に興味がある人両方にお勧め(は)
・アクションは爽快感抜群。キャラで性能 ががらりと変わり使い分けも楽しい。内政パートは街並みが少しずつ完成して行くのを見てニヤニヤ。街が育つと役立つ効果があったりと発展させる気になる。 リアルタイムで変化する要素が薄く物足りなさを感じる。施設を一度合体させると分離出来ず困る事も。ゲームモードは二種類あるがやる事は一緒で飽きが早 い。エディットはパーツが少なすぎ本当におまけ程度(と)
・めちゃくちゃ面白い。政略パートは施設がレベルアップして結果が反映されるのでこつこ つ遊ぶのが楽しい。合戦パートでは一騎当千の快感が味わえる。新モードでは様々な戦国武将が歴史に基づいた個性的な性格付けをされて活躍。シリーズファン は勿論、戦国時代好きにもお勧め(千歳)
・合戦パートと政略パートで構成されているのが特徴。合戦パートは無双シリーズのアクションで折り紙付 き。政略パートは長屋や畑を並べてSLG感覚で国力を強化するのが割と楽しめた。それぞれの完成度は申し分ないが、組み合わせに相性の悪さも感じた。政略 パートを集中したいのに合戦に駆り出されたりと。どのモードでも同じ事の繰り返しになりがちなのが気になった(城)



PSP「ナノダイバー」 : 70 / 70 / 80(まさん) / 75

・ 画面から操作まで他の狩りゲーに似ている印象。武器はどれも動きが硬くもっさりモーション。協力プレイ用アイデアだろうが、感染スポットの治療はソロだと 面倒なだけ。寸前で邪魔されると本当にイライラする。必殺技の発生判定が分かりづらく、失敗時のガッカリ感が大きい。序盤から色違いがバンバン出るのは ちょっと。難易度高めなので、他の狩りゲーをやり飽きた人向け(は)
・防具が格好良く素材集めの意欲が刺激される。感染スポットは敵が強化される ので治さざるを得ないが、時間が経つと復活するので長引く原因に。ダッシュや回避でスタミナが異様に減るのに回復が遅い、回避が無敵時間が無く移動距離も 短いので攻撃を避けにくいなどもどかしさも。空を飛ぶ敵が多いのにアイテム等での対抗手段が無くストレスが溜まる。似たデザインのウィルスが多いのも不満 (と)
・狩りACTのいいとこ取りが上手く出来ているのでこのタイプが好きなら安心して遊べる。フィールドが人体なので全体的に地味だが、物語は 斬新でクリア時に患者からお礼のメールが来るなどの世界観も良い感じ。男性しかPCを作れないのは残念だが。独自要素の治療はマルチプレイでは楽しいがソ ロだと面倒。ロード時間は短く快適にプレイできるのは◎(まさん)
・狩りタイプ?ACTとしては概ね良好な出来。アクションに爽快さが欲しい、武 器バリエーションが少ないなど細かい要望は感じたが。このタイプの約束事は手堅く押さえられていて値段分は楽しめると思う。ソロでは長期戦になってしまう ので、マルチプレイ前提のバランス。登場人物に個性がない、敵であるウィルスがほとんど無機質なデザインなど全体に華がないのが気になる。地味すぎて盛り 上がらない印象も(城)


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電撃 PlayStation (プレイステーション) 2011年 9/8号 [雑誌]
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