敬称略。
 レビューは全文ではありません。
 プレイ時間はメーカーによる自己申告。



●携帯ゲーム機チーム
 レビュアーは左(上)からレオナ海老原、ウワーマン、吉池マリア、ババダイチ。



DS「ティンカー・ベルと妖精の家」 : 7 / 7 / 6 / 6
 クリアまで10時間ほど、やり込み要素を含めると16時間程。

・画面やキャラの動きが綺麗で楽しい。目的地を常に教えてくれて迷いにくいのも嬉しい。お使い感が強めでミニゲームが難しいのが気になった。ガーデニングや洋服作りは良いアクセントに(レ)
・変化は無いが、シリーズを気に入っているなら安心して楽しめる。気持ちいい浮遊感と美しいビジュアルは健在。服作りも嬉しい。お助け機能があるのは良いが、ミニゲームの難易度が違いすぎて戸惑うかも(ウ)
・花を咲かせたり洋服を作るのが楽しい。物語は短いがミニゲームの種類が多いのは嬉しい。横スクロールのミニゲームは長めで少し難しい。妖精の表情は良い(吉)
・妖精の浮遊感とタッチペンの相性が良く、移動しているだけで気持ちいい。マップの繋がりが分かりにくいのが残念。ミニゲームはまとまっている。ガーデニングは慣れると単調(バ)



DS「ノーラと刻の工房 霧の森の魔女」 : 8 / 8 / 8 / 8
 クリアまで20時間、周回プレイで80時間以上。

・独創的な部分は弱いが、素材集めやアイテム作成が手軽でテンポが良い。アイテム作成も要素が分かれて作るだけではないのが面白い。作成に失敗が無く緊張感に欠ける部分があるが、安定して楽しめる(レ)
・アイテムを作るのが楽しい。複雑さはなく、失敗もないのでさくさく。素材メニューから採取場所へジャンプできるのは便利。ランダムイベントが本編との辻褄が合わない事も(ウ)
・イベント豊富でキャラにも愛嬌があるのが良い。アイテム作成画面は見やすくやりやすいのが○。採取で日にちが過ぎる物の、移動にかかる時間がゼロなのは有り難い。テンポ良く進み、何度でも遊びたくなる(吉)
・錬金術に時間を操る要素を加えて独自の楽しさを生んでいる。序盤から素材が多く、試行錯誤が好きな人にはたまらないか。逆に素材が多すぎて目的のアイテムを見付けるのが一苦労。ソート機能を充実させて欲しかった(バ)



PSP「戦国BASARA クロニクルヒーローズ」 : 9 / 8 / 8 / 8
 一通りクリアで20時間、やり込み要素を含め100時間程度、対戦プレイは何時間でも。

・天下統一戦記で新しい遊び方が出来るように。クロニクルステージでは名場面を再体験できてかなり燃える。アクション部は空中戦が強化されて戦い方の幅が広がった。短時間で遊べるステージが多くプレイしやすい(レ)
・キャラが32名と豊富なのが嬉しい。天下統一戦記はテンポ良く進んで良い感じ。シリーズファンならクロニクルステージで懐かしい気分が堪能出来る。協力プレイやミッションなど盛りだくさんの内容も好印象(ウ)
・シリーズの名場面を纏めて見たい人に打って付け。どのモードもクリアまでの時間が短めで遊びやすい。32キャラでボリュームもばっちり。操作しやすく、難易度とAIレベルが選べるので好みの強さで遊べるのも良い(吉)
・前作からチーム戦要素は引き継ぎつつ、空中戦強化で爽快感が増した。難度も上がっておらず敷居は低め。豊富な台詞やシリーズの名場面と、ファンサービス一杯の一本(バ)



3DS「うしみつモンストルオ リンゼと魔法のリズム」 : 7 / 6 / 5 / 6
 クリアまで8時間、やり込み要素を含めると20時間程度。

・世界観が魅力。ダンスモーションは滑らかでユニーク。プレイ中のポーズがなくリトライできないのは辛い。曲数が少なく物足りなさも。クリア後の要素があるのは良いが(レ)
・登場キャラが可愛くて良い。着替えやコレクションを集めるのが楽しい。スコアをファイル間で共有しており励みになる。短めの曲が多く物足りない。リトライできないのも辛い(ウ)
・キャラは愛らしく、ダンスの動きは切れがある。タッチだけでなくアクションもあるのは世界観と合っている。曲数が少なく失敗後にリトライできない(吉)
・キャラと世界観が魅力的。ダンスの動きも可愛い。ビジュアルが好きと言うだけでも楽しめそう。タッチ操作は癖があり、慣れるのに時間が必要か(バ)



3DS「ビックリマン漢熟覇王 三位動乱戦創紀」 : 7 / 6 / 6 / 8
 全ルールのクリアまで約20時間、やり込み要素を含め150時間程度。

・熟語を利用した戦いはなかなか斬新で面白い。音読みや訓読み、熟語の意味が学べて子供に与えやすい。が、使える言葉が子供に分かりにくい物が多い、熟語が見付けにくいのは気になる(レ)
・4ルールで遊べるのが良い。動乱ルールが熱い。熟語の組み合わせを考えるのは適度に頭を使って良い。デッキが編集しにくいのが難点、コピーも出来ない。イラストのないシールがあるのは寂しい(ウ)
・新たに導入された動乱ルールが熱い。熟語を作るかを試行錯誤したくなる。知っている熟語が作れないとがっくりだが、思わぬ言葉が出来て勉強にも。デッキは複数作れるが、シールが重複させられないのは惜しい(吉)
・教育系に思えるかもしれないが、熟語作成が戦術と結びついてしっかりしたカードゲームになっている。ルールによって戦略性も異なり、大人でも楽しめる内容に。後半は一戦が長くなるので、テンポが早いと良かった(バ)



@これを買え

・「戦国BASARA」は据え置き版と違いさくっと遊べるのが魅力。「ノーラと刻の工房」もテンポが良い(レ)
・お勧めは「戦国BASARA」手軽に遊べる。「ノーラと刻の工房」も手軽に遊べる(ウ)
・「戦国BASARA」を。「ノーラと刻の工房」も(吉)
・「ビックリマン」は予想以上の戦略性があった。「ノーラと刻の工房」はアイテム作成だけでなく、人との交流も楽しめる(バ)


●据え置きゲーム機チーム

Wii「みんなのリズム天国」 : 9 / 8 / 8 / 7
 プ●●ス●●ルに●●て●な●●す

・ボタンを押すだけで誰でも手軽。序盤から難度が高いが救済措置もある。センスが良い。協力プレイで盛り上がれる(デ)
・ボタンを押すだけ。難度はやや高いがさくっとクリア出来ると爽快。ミニゲームで詰まっても飛ばせるなど救済措置も親切(乱)
・ボタンを押すだけなので誰でも遊べる。ボタンを押すタイミングがシビアで難度が非常に高いゲームも。クリア出来た時の達成感はあり。ステージ数やオマケ要素が豊富なのも嬉しい(モ)
・ボタンを押すだけのミニゲーム集だが、テンポが良く何度も遊ぶ面白さがある。Wiiリモコンならではの遊びもあれば良かった(ブ)



PS3「NO MORE HEROES RED ZONE Edition」 : 8 / 8 / 8 / 8
 一周クリアまで15時間程度、やり込み要素を含め40時間以上

・キャラの存在感は健在。グラフィック向上、過激な演出、新要素など経験者がもう一度楽しめる作りは良い。Move操作はオリジナルに近いが、充電の反応がもう少し良ければ(デ)
・残虐表現でテイストがマッチ。追加ミッションはどれもバカっぽい内容で笑える。Move操作も直感的。ロードが短縮され遊びやすくなったのも○(乱)
・表現がより過激になり、新武器は派手で爽快。追加モードやミッションでやり甲斐あり。Move操作は快適。価格が安いのでオリジナル版プレイ済みの人も楽しめそう(モ)
・Z指定で特有の世界観を存分に味わえる。Moveの操作は相性良し。ロードは快適にプレイできる。ボスとモード追加で、この価格なら納得(ブ)



PS3「スナイパー ゴーストウォリアー」 : 7 / 7 / 7 / 6
 ストーリークリアまで10時間、やり込み要素を含めると20時間。

・狙撃特化というコンセプトは魅力。敵の察知力が半端でなく、すぐに見付かる為普通のFPSに。スナイパーならではの緊張感も味わいにくい。面白い部分もあるだけに惜しい(デ)
・遠距離からのヘッドショットなどスナイパー気分が味わえる。イージーモードで手軽に遊べるのは○。シングルプレイではチェックポイントのセーブでテンポが良くないと感じる事も(乱)
・敵に見付からないように移動し、狙撃する緊張感がたまらない。ヘッドショット演出で気分も高まる。敵に見付かりやすく、銃撃戦になりがち、レーダーが見辛く敵の位置が把握しにくいのが残念(モ)
・狙撃特化ミッションがあるが、普通のFPS的な遭遇戦になる展開が多い。交戦中なのに近くの敵は棒立ちなどAIの挙動にも不満が。作り込み不足な点がある(ブ)



PS3360「アリス マッドネス リターンズ」 : 7 / 7 / 8 / 7
 クリアまで20時間、やり込みを含め30時間ほど。

・ 目新しさはないが、独特の雰囲気は魅力。攻撃力がアップするモードやアリスの巨大化、縮小化などの要素も面白い。ステージが単純かつ冗長で同じ事の繰り返 しになりがち、単調。敵のバリエーションが少ないなど気になる点も。バトルのテンポが良くさくさく遊べるのは良い、操作性も○(デ)
・企画が秀逸。返り血を浴びたアリスなどインパクト大で異様な雰囲気も良いアクセントに。先の展開が気になってつい遊んでしまう。アクションがオーソドックス。ステージの仕掛けに同じような物が多く単調。世界設定をもっと前面に出して欲しかった(乱)
・独特で不気味な世界が見事に表現されている。話は展開が読めず、気になってプレイしてしまう。難度が程良く、アクションも爽快。細部まで演出が芸術的。隠し要素も豊富。グロ表現や悪夢的雰囲気など癖が強いが、ゴシックホラー好きの人には強烈な魅力に(モ)
・ 狂気的な世界観は相変わらずで、ビジュアルが更にぶっ飛んだ物を感じさせる。キャラもかなり癖があり、魅力を感じる人は良いが今作からプレイするプレイ ヤーは置いて行かれる感じ。前作を知っていても厳しい部分も。幻想的なマップは魅力的。一方全体マップを把握できず、自分の位置や目的地を見失いがち。ナ ビゲーションが欲しかった。アクションは無難で、世界観を楽しむゲームか(ブ)



PS3360「フィアー3」 : 8 / 8 / 8 / 8
 ストーリークリアまで10時間、オンライン対戦は‘∞’。

・ FPSとしてはオーソドックスだが、特有の恐怖演出は健在。スローモを駆使して敵と戦うのは面白い。キャンペーンはやや短めだが、もう一人の操作キャラや Co-op、マルチ対戦などでボリュームはなかなか。敵の数が多く攻撃も正確なので難度が高め。銃の種類がもっとあれば良かった(デ)
・二人の主 人公の視点で遊べるのが○。敵に取り憑くなどの特殊能力を持つキャラが本作の特徴に。迷いやすいマップが多く賢い敵が数多く登場し難度は高め。不意に入る 怖い演出で緊張感がある。亡霊となって敵に取り憑くモードなど独自のマルチは魅力。日本語音声で戦いに集中できるのも良い(乱)
・敵の思考が賢く、緊張感のあるプレイが出来る。ひやっとする演出も多く、普通のFPSと違う恐怖が味わえる。別キャラでのプレイはスタイルが異なり新鮮。Co-opは役割分担があり、独特の連係プレイが出来面白い(モ)
・ 陰影のコントラストが強く、影を利用して恐怖感を煽る演出が秀逸。直接的な気持ち悪さでなく、心理的に突く感じは日本のホラーさながら。キャンペーンが短 めだが、操作が異なる二人を動かせるのが良い。FPSのテンポは良く遊びやすい。敵が比較的強め。マルチプレイの充実も魅力。特にCo-opは楽しめる要 素が多い(ブ)



@これを買え

・「みんなのリズム天国」をおすすめ。怖いのが好きな人は「フィアー3」で(デ)
・一押しは「ノーモア★ヒーローズレッドゾーンエディション」ロードも短縮で新要素多数、お買い得(乱)
・お勧めは「アリス マッドネス リターンズ」動きがもっさり等気になる点はあるが、世界観に引き込まれる(モ)
・断然「フィアー3」。マルチプレイで長く遊べる。「ノーモアヒーローズ」は未プレイなら確実にお勧め。「リズム天国」はパーティーゲームとして楽しめる(ブ)


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