松野泰己氏がレベルファイブに入社したとの発表で、松野氏と日野晃博氏へのインタビューが巻頭に掲載されている。そのインタビューより。
松・以前からレベルファイブからやらないかと誘われていたが、TO運命の輪が終わって落ち着いた所で日野氏と動き出す事に
松・入社に至ったのはレベルファイブが魅力ある企業である事と、日野氏のビジョンに共感した事から
松・レベルファイブはレイトンやイナズマレイブンの印象が大きかった
・空白が出来ていた低年齢層をしっかり掴んだ印象
・甥っ子や姪っ子、友人の子供は自分が作ったゲームをプレイしてくれない中、何をやっているかと聞くとイナズマレイブン
・レベルファイブと日野さんのセンスやアイデアを学びつつ食い込んでいきたい
日・松野氏はこだわりが強い、クリエイターの中のクリエイターという感じ
・クリエイターとしての思いを持っている人を見ると一緒に仕事をしたくなる
・レベルファイブとしてこれまで出来なかった事を出来そうという部分も
日・一緒にゲームを作りたいという話は一年ぐらい前にした
日・基本的には松野氏だからこそ、かつ新しい物を作りたい
・自由にやって下さいと話した
松・どこが自分らしいという意識はないが、自分で遊びたい、作りたい物を作って良いという事なのでらしい物にはなりそう
松・新しい物に手を出しにくいご時世にトライできるのは幸せな事
松・どういう作品になるかはイラストを見て想像して貰った物がこれ云々
(具体的なゲーム画面を見せている?イラストはクレジットがHideo Minaba,Yuka Miyamotoとあり、全身鎧の騎士と更に面頬まであるフルヘルムを被りタワーシールドを持った騎士の物、ユニット風イラストはタワーシールドにフルヘ ルムの騎士、レイピアを持ったフェンシング風、斧に盾のバイキング風、魔法使い風、弓使い風*2のデフォルメイラスト)
松・もう一本オウガを作れと言われたらこれを作るという感じの物。延長線上にある物ではない
松・アイデアは十年ぐらい前からあった物
日・企画を含めて絵が表現している物が全てというような物
日・松野ファンのみならず、松野氏の甥っ子や姪っ子、子供達にも楽しく遊んで貰える物になると思う
松・小学生に遊んで欲しいと思って作っている
・イナズマイレブンの続編を作る方が気分的には楽
松・制作に二年かけるつもりはない
日・やりたい事の一つ目として見て欲しい
・松野氏の作品の大作志向という環境を変えたい部分も
・ゲーム自体はコンパクト、色々な場所で発信できるサイズでどこまで面白く作れるかというチャレンジ
日・ゲームが今のように肥大化する必要は無いのではないかと思う
・クイックに作る中で新しい物が生まれるかも
・新しい作品がゲーム業界を救う、その種を蒔かないといけない、その可能性のある一人として松野氏にアプローチした
・タクティクスやベイグラントを作ってくれと言うのは簡単だが、それでは繰り返しになってしまう
・才能がある人には今までやらなかった事にチャレンジして貰って可能性を掘り出したい
日・エンターテインメントとして、松野氏×レベルファイブでこれをやったら面白そうという部分だけでも成り立っている
松・好きにやって良いと言って貰えるのは嬉しい。ファンを裏切らない形でレベルファイブが得意としているジャンルに食い込める物を作りたい
松・SFC時に好きな物を作って良いと言われて作ったのが伝説のオウガバトルだったが、今回もそんな感じで作っている
・自分らしい物を作った時の気持ちのまま作ろうと思っている
日・松野氏をしっかりさぽーとする
・ゲーム業界に何か変化をもたらすキーマンになるようなお膳立てを考えている
・新しい松野ワールドを掘り出していく
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